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執筆者の写真本田商店

「安いお米ありますか?」




米不足・値上がり騒ぎが始まって以来、よく頂戴するご質問です。

回答としては「今年の相場感の中であれば、あります」というものになります。


当店の近隣にあるスーパー・量販店では、目玉商品で2,800~2,900円、通常商品で3,000円~4,500円といった商品構成になっています(白米5kgの税込価格)。


弊店では、本日現在2,700円~3,500円前後で販売しています。

故に、スーパー・量販店と比較すれば安い米があります。


大前提として、これは一般・業務用いずれについても申し上げられることですが、令和6年産米についてはこれまでの相場感(白米5kgが税込1,700~3,500円前後)とは大きく異なるものになります。何故なら、通常関東で最も安価なお米(ブレンド米・外米は除く)である埼玉・茨城県等の関東米の仕入原価の時点で、白米5kgに換算すれば2,000~2,500円前後まで高騰しているからです。


よく「どこかの問屋(米屋)が値段を釣り上げている」とか「生産者のところには例年通りのお金しか入っていない」という意見を見聞きしますが、店主の知る限りはそれは誤りです。


勿論、実際そうである場合もあるかもしれません。しかし店主の知る限り、いや当店にあってはそのような事実はありません。そのような疑いの目(「さぞかし儲かっているでしょう」という見方)を向けられることがそれなりにありますが、そういう方には実際に額面をお見せしましょうか?と言いたくなります。それなりの確信があって言ってるんでしょうね?と。


ちなみに誤解の無いよう申し上げますと、米の相場が上がることについては概ね賛成です。(特に埼玉県の)生産者さんから、「これくらいの値段でお米が売れれば、来年もやっていこうという気になる」「これでようやく機械を更新出来る」というお話を沢山聞くからです。


コロナ騒ぎ以降、米の価格は他の食品に比べれば値上がりせずに堪えてきました。

そんな中で廃業される生産者さんも沢山いらっしゃいました。


米の値段が上がったことは確かですが、批判すべきところ、疑うべきところは別にあるのでは?というのが店主の意見です。



話を戻しますが、


今年も他店と比べて安い米が何かしらあるよう、努力します!



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