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見沼田んぼ「やそはち自然卵」は、我が国における自然養鶏の先駆者である中島正氏の提唱する自然卵養鶏法を取り入れて、鶏が本来持っている本能や習性を極力阻害せず、見沼田んぼにある広い鶏舎で伸び伸び少数飼いした鶏の産んだ卵です。

 

我が国の採卵養鶏は「バタリー(金網)飼育」「平飼い」「自然養鶏」に大きく分類出来ます。流通する鶏卵の割合で見ますと、バタリー飼育がその大半である8割以上を占め、残りが平飼いや自然養鶏です。

 

また「平飼い」と聞くと、快適な鶏舎で過ごした鶏が産んだ卵を想像してしまいますが、実のところ平飼いであっても、ギュウギュウ詰め(密飼い)に近い状態であったり、鶏同士の“つつき”を防止する為に断嘴(くちばしを切ること)を施していたりと、消費者のイメージと乖離する場合も少なくありません。

 

「やそはち自然卵」では、約6坪の鶏舎に加え約2坪の運動場を八羽の鶏たちに与えています。

単純計算では、一羽につき1坪の面積を与えている計算となり、これは我が国の平均的なバタリー飼育における一羽当たりに与えられる面積(B5のコピー用紙1枚分)の70倍近くになります。

 

「やそはち自然卵」の鶏舎は、日光がさし込み、風が通り抜けるよう設計してあり、地面は未舗装の土になっています。鶏たちが望んだ時に陽を浴び、風を感じ、地面をつつき、掘り返せるようになっています。

 

鶏舎はネットやシートで覆ってありますが、これは鶏たちを閉じ込める為と言うよりは、外敵(イタチ・蛇・野良犬・野良猫など)から守る為です。

 

餌にもこだわっており、「やそはち=八十八=米」の名の示す通り、お米の精米過程で出る米糠や砕米を主体に、海藻・乾燥トウモロコシなどを混ぜた自家配合飼料に加え、畑で取れた緑餌(季節の雑草や野菜くず)を毎日与えています。

 

卵は極力新鮮なものを選別して、産卵当日~3日以内のもののみを皆様にお届けします。

採卵後、次亜塩素酸を少量付けた布巾で表面を簡易洗卵しており、賞味期限は産卵後2週間と設定しております。

 

お米と一緒に注文頂ければ、配送も承ります。

配送基準はリンク先をご確認下さい。

 

 

養鶏の出発点は店主が家族に食べさせる卵を産んでもらうため…。

自分や家族の食べる卵を産んでもらう鶏ですから、愛情を掛けずにはいられません。

親バカ(鶏バカ)かもしれませんが、味はまろやかで美味しいと思います。

 

このような飼育法なので、ごく少数の出荷数となります。

御裾分けの延長というような感じで、ご了承下さいませ。

見沼田んぼ「やそはち自然卵」4個入り

¥300価格
  • 鶏卵(簡易洗卵)

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