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執筆者の写真本田商店

精米精米、、、

嫁です。

先日は、当店の店主が不在のため、久しぶりの精米業務となりました。


精米といいましても、力仕事は30キロの米袋をひっくり返すくらいで(油断すると腰を痛めるので注意。介護の仕事経験から重心は低く、、、笑)あとは機械の仕事となりますので、設定と流量の調整を精米の進度に応じて行うという作業になります。



足元に玄米をざざざーっと入れますと、先ず左の「混米機」でお米を混ぜ混ぜとします。たまむすびなどブレンド米は玄米の時点で混ぜておきます。

その後、すぐ下の「石抜き機」で石が抜かれ、緑色の「精米機」へと流れていきます。

米の仕上がりを確認して数値を調整したら、一番右の「色彩選別機」へと移ります。ここで、砕けた砕米がふるいで落とされ、レーザーでぴしゅっ!!と着色米が弾き出され、晴れて、ピカピカの白米となってタンクへと運ばれていきます。



300キロのお米を搗くのに、40分ほどかかりましたが、以前は古い精米機だったのでこれでもかなり時間は短縮されたようです。



ちなみに、こちらは昨年家族で言った福島旅行での一枚です。

なんの施設かお分かりですか?こちらも精米所です。



会津武家屋敷という施設にあるもので、白河藩で使用されたものが移設展示されているとのこと。動力は「水車」で、当時としては画期的なものだったでしょう。

実際に水が流れておりなかなかの迫力でした。

こちらの精米所で一日に搗けるお米の量は、16俵だそう。1俵60キロなので、1日で960キロ。


私は40分で300キロ、、、ありがとう電力、ありがとう文明、というところでしょうか。




たくさん精米しますと、米ぬかも沢山出ます。こちらは、店頭で販売もしております。

あとは、我が家の大事な鶏たちの餌になったり、それでも余るものは飼料として糠屋さんが買い取ってくれます。


私も久しぶりに米糠クッキーを作ってみましたが、玄米の栄養たっぷりで、意外に美味しいです。ダイエットにもいいかしら、と思いましたが、美味しくて食べ過ぎてしまいました、、、。うちの子たちもパクパクと食べてくれたので、子を持つ親としましては、市販のおやつよりは罪悪感の少ないものになるのではないでしょうか。


お米のついでに、米ぬかも是非ご家庭でご活用くださいませ。




昨今珍しい精米所、搗き米屋ということで、お近くにいらした際には是非お立ち寄りください。



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